「ひょうご邦楽合奏団 櫻花」の誕生


SAKURAプロジェクト」に一期生として参加した子どもたちが大学生・社会人となり、自分が練習に参加する立場から、自然と年下の子どもたちを指導する立場へと変わって行きました。高校のクラブ活動でコンクールに参加するなど熱心に活動していても、卒業後の進路によっては活動の場が無く、そのため青少年世代になっても邦楽を継続できる受け皿の必要性をずっと考えていました。

 邦楽・箏でつながった若い世代の人たちが「SAKURAプロジェクト」で出会い、子どもたちの指導をしながら、自分たちも演奏を楽しみ、地域社会にも貢献することができたら・・・という想いが募り、「ひょうご邦楽合奏団 櫻華」の誕生につながりました。

 

 「ひょうご邦楽合奏団櫻花」の「ひょうご」は活動場所を神戸にとどまらず兵庫県全域に拡げること(現在の参加者は神戸・姫路・宝塚・西宮・芦屋)、「櫻花」は「SAKURAプロジェクト」を卒業してきれいな華を咲かせたいという想いからのネーミングです。またあえて旧字体の「櫻」を使ったのも伝統文化を大切にしていきたいという想いがあるものです。

「ひょうご邦楽合奏団 櫻花」の特徴


「ひょうご邦楽合奏団 櫻花」の構成メンバーは「SAKURAプロジェクト」出身者、小学校の箏クラブ経験者、中学~高校の邦楽部経験者などが主ですが、その中で特徴的なのは兵庫県立芦屋国際中等教育学校の卒業生が多く含まれていることです。

この学校は外国にルーツを持っていたり、外国籍の子どもが多く、その子たちが部活動で日本人と一緒に日本の伝統音楽を楽しんでいます。外国人であるがゆえに邦楽に興味を持った子たちですが、それを共に愛することによって、逆にわたしたち日本人に日本の伝統音楽の素晴らしさを教えてくれている気がします。邦楽再発見です。

 

 


 活動母体「こうべ邦楽ワークショップ」は中国で長年活動を続けています。毎年秋には邦楽合奏団を結成し、在上海日本総領事館公演だけでなく様々な場所で演奏を行っていますが、特に上海理工大学公演では、和楽器のルーツである中国伝統楽器との共演など若い人たちとの文化交流に取り組んでいます。

 上海理工大学日本文化センターでは日本箏教室を2018年に開講、現在はコロナウィルス禍で渡航ができませんが、2022年度はオンライン交流を予定しています。

 

 2027年には日中平和条約締結50周年の節目を迎えます。「ひょうご邦楽合奏団 櫻花」メンバーの若いグローバルな視点で、邦楽を通じて国際交流を推し進めていきたいです。

11月23日(祝)兵庫県立子どもの館でワークショップを行いました。


小さい子どもたちにどうやったら箏に親しんで貰えるか?和楽器の音色を楽しんで貰えるか?いろいろと考えながら工夫をして行いました。
演奏は「あんぱんまんマーチ」や「パプリカ」などみんながよく知ってる楽しい曲を中心に、手遊び歌やダンスなども交え、身体を動かしながら楽しめる曲も選びました。
赤ちゃんから高齢の方まで、たくさんの方に楽しんでいただけました。

3月27日(日)プラムブロッサムフェスティバル2022に出演しました。


今年、初めての参加となりました。

SAKURAプロジェクトの子どもたちのお世話をしながら、演奏「千本櫻」もしました。当日は風が強く、楽譜を風に飛ばされないよう押さえながらの演奏でした。好天に恵まれ、神社の厳かな雰囲気に包まれた良い演奏会となりました。